魔法がほとんど使えない、騒がしい落ちこぼれ少女、シューレア。
文武両道で意地悪でヘタレ。だけど情に厚い天才少年、ウィルト。
甘いもの大好きで幼馴染みが何よりも大切な爽やか青年、エドワード。
完璧主義でウィルト主義、警戒心の強い敬語の美少女、エリカ。
「おい誰だ俺の靴の中に泥入れたのは!」
「何いじめ受けてんの?ハハッ私だよ!!!」
ふたりはイヤミを言う仲で
「…シーラさんは魔法が使えないはずです」
「シーラの為なら何だってできるよ」
ふたりは支える人が違う仲で
「行けるか、お前ら」
「ウィル自身持ちなよー」
「ウィルに従わない者はいません」
「仕方ないなぁ」
「おう。てかシーラてめえあとから来たくせに生意気な…!」
けれど四人は絆を持つ。
(そして彼女は何かを隠してる。)