ウヅキの檻【完】

作者桐島衣都

彼女と出逢った今日を、僕は運命の始まりの日と人生の終わりの日に決めた。それはこの町の支配者である僕と底辺にいる彼女の禁忌。








「助けてッ!!」



堕ちる瞬間、彼女が見せた絶望に

何にも染まらない、孤独をみつけた










君が必死に伸ばした手。



その手を掴めなかったこと、

僕はあと10分だけ後悔する。