サイレント ボーダー【完】

作者明葉 佑彩

私と彼のあいだには友達という明確な境界線がある。
「頭ん中なんて下心しかないに決まってる」
「それとも俺のこと、試してんの?」
それを超えた先には──「もっと俺を愛して」