───君の人生を俺に預けてくれないか?俺の運命はここから始まった子供でもなく大人にもなりきれない俺の、彼女に出会うまでの3年間
「どんな風に俺を見てるのかはわかんないけど、」
「……」
「これでも一応“男の子”なんで」
「……っ」
微熱を孕んだ甘い駆け引きと、ほんの少しの衝動。
誰も知らない夜がここにある。
この夜だけは、誰にも譲れない。