久しぶりにまた読みたくなって帰ってきました。このお話を初めて読んだ頃は、一つ一つの言葉に込められた想いを理解できるほど大人ではありませんでした。けれど、とても心に残ったのを覚えています。そして今日、ふとこのお話を思い出しました。読み終えた後、前回は「悲しい、寂しい」と感じていたものが、今は「苦しい」と感じるようになり、「楽しい」と感じていたものが「幸せ」と感じるようになりました。月日が経ち、大人という括りに当てはまるようになり、感じ方も変わっていくものなのだと思います。ですが、前回読んだ時と変わらず深く心に残り、私にとってさらに大切なお話となりました。月日が経ち、また少しずつこの大切なお話の事を忘れていくのだと思います。けれど、またいつかこのお話と再会できることを心待ちにしております。このお話に出会わせて頂き本当にありがとうございます。