ねね

真っ直ぐな愛
幼馴染の舞と優は、ある日突然990年後にタイムスリップしてしまう。
そんな二人の前に、死んだ恋人を生き返らすと言う野望を持った科学者、レイが立ちはだかり――。


舞が優を想う気持ち、優が舞を想う気持ち、そしてレイが舞を愛する気持ち。
小説を通してそれぞれの想いの強さがひしひしと伝わって来ました。
また、描写がとても丁寧で、990年後という設定でも違和感無く読み進める事が出来ました。

視点を切り替える事によって、それぞれのキャラに感情移入する事が出来たのも良かったと思います。

通じ合ったと思ったら引き離され、そして再び愛し合う。
このもどかしさ具合がなんとも言えません。

気が付いた時には夢中になっている事請け合いです。

レイはどうなるのでしょうか?舞と優は果たして一体?
この先が非常に気になります。