学校の中庭で出会った一人の男の子は、学校で騒がれている王子様。そんな王子様には抱えている闇があった。
ただ、何気なく向けたその場所で、
私は彼と出会った。
優しい日差しが照らす彼は、
それはとても、眩しくて。
でもそんなあなたには闇が付き纏っていた。
それでも私は、
これから起こる事なんで想像もせずに。
ただ、暖かい日差しの中で
ゆっくりと過ぎてゆく時間を
噛み締めていた。