とある歴史書に不可解な事件記録が残されている。その事件には、全て特定の『二つ名』が記されていた。『破壊の吟遊詩人』と……。
「あの、僕あまり一所に、
腰を落ち着けてらダメなんです!
(彼女達が来てしまいます!!!)」
「ダ~リ~ン?何処にいるの~?」
「小娘、ソイツは私のものだ!」
「マズイですね、見つかります!!」
これは、
『彼』にまつわることが記されている
記録の一部である。
「お願いだから、僕を放っておいて下さい~~!」
かなりのんき気でポジティブシンキングな
主人公がおりなす、
破壊と異種族ラブコメ