「俺に助けてって言え」 俺様なその人は、誰をも惹きつける"白い虎"だった。
街灯に照らされ 風に靡く
金の髪──
きっとあの瞬間から
私の時間は動きだしていたんだ
暗い道を迷いながら進む私を
──強く、導く光
「俺に助けてって言え。お前が言えば
何が何でも俺が助けてやる」