ひのとじゅんじ

謎と事件が繰り返されて…
作品冒頭からの、気になる文字の羅列。散りばめられたジグソーのように、時折見せる真実の仮面が、物語を更に深みへと引きずり込んでゆく…。ただ難解なだけ~ただ演出が派手なだけと言うサスペンスはよくあるけど、ここまで引き込まれたのは初めてです! ストーリーの設定も好きですね♪ 有りがちに、頭脳明晰な誰かが現れ、全ての謎を解いたりするのではなく、マユ自身が少しずつ、自分の過去~ヒナコへと近づいていく…その時の心理描写は、見ていてハラハラした程でした。エンディングにしても、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか? どちらとも受け取れるような…ひょっとすると、作者のワナ? でも不思議と違和感は残らなかったんですよね♪