蝶 五朗

ドラマ
人の見る夢はどこまでいってもつまらないものなのだろうか。この世のはかなさは。
この大河ドラマには運命さえ感じます。
自分から意味不明な言葉が出てくるほど(笑)運命を信じたくなりますね。
デジャヴなのでしょうか?主人公の渡り歩く世界の情景がまるで目の前で展開しているように思えました。それなのに、その情景は非常に非現実的ながら魅力的で、自分の心を捕らえました。


草馬医師の患者である一人の少女への特別な想い。狂気というカタチをした愛情が好きです。
しかし、彼女の艶やかで哀しい女の性も二人の関係をより魅力的にしているような気もします。

章最初の詩のようなはじまり方も好きです。

自分には気にかかる言葉ばかりのこの小説に運命を感じています。
本当はレビューなんか書いていいものかびくびくなんですが、とってもオススメなので。
失礼します。