Saya
時を越えた愛の物語
すごく面白くて、続きが気になって、一気に読んでしまいました。
主人公の瑠璃は550年前の水城島にタイムスリップし、そこで若様の清廉に出会い、恋に落ちます。
しかし言い伝えにあった悲惨な出来事が次々と起こり、ついには津波が島を襲い、清廉は瑠璃を助けた後、命を落とします。
再び今の世界に戻ってきた瑠璃。
清廉の生まれ変わりの清春と出会います。
そこでハッピーエンドの作品はよくありますが、清廉と清春の間で揺れる瑠璃の葛藤も書かれていて良かったです。
瑠璃目線が終わったあとに、清春目線でも書かれていて、二人のすれ違いやお互いを想う気持ちがよく分かります。