その世界では全てのものには精霊が宿っていると考えられていた。
そんな精霊の一人、イルマタル。
大気の女神である。
彼女は無限に広がる大気の中を孤独に漂っていたが、ある日……はるか下にある広大な水辺に舞い下りる。
そこから始まる、不思議な世界。