小説…CHARANSIC~君の背中に羽根

作者カンルーイン

「…にい…ちゃ…」
やせ細った汚れた腕が俺の頬を撫でる。
「死ぬな!─ッ!!」
必死にその名を呼ぶも……俺の大切な大切な─は…運命は動き出す…

文章…アルグさん

イラスト…カンルーイン



★この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。

また、暴力の表現がでてきますが暴力を推奨しているものではありません。



──黄金郷・エルドラド──

そこにはこの世の全ての願いが叶う秘宝があるという…


「……にい…ちゃ……」

やせ細った汚れた腕が俺の頬を撫でる。

「死ぬな!──ッ!!」

必死にその名を呼ぶも……俺の大切な大切な──は……

「──!!──ァァァァァァァッ!!!」



運命は

動き出す…