私達には特別な力がある。それだけだ。それなのに何故こんな目に合わないといけないの!?

目を覚ますとそこは暗い暗い牢屋のような部屋


扉は5つあった


それ全てに“死”と書いてある


“死”の色は様々だった


耳を澄ますと不気味な音楽が聞こえてきた


私はゆっくりと思い返す


しかし、何故ここにいるのかも


それ以前の記憶もなかった


分かるのは周りに倒れてる4人は私の友達だということ


そして私達は――特別な人間だということ…