水樹ゆう

愛は狂気を誘う

男は、少女を愛していた。

それはただ見詰めるだけの偏愛。

穢れなき清廉な少女の存在は、男の世界の全てだったが、やがてその歪んだ愛情は、狂気へと変貌していく。

■ケータイ小説ならではのハイテンポな文章運びで、その狂気の世界へと誘ってくれます。

グロテスクさはありますが、読みやすい作品だと思います。

一人の男が織り成す狂気の世界――。

垣間見る勇気はありますか?