作品コメント
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- あ~ちゃん
人間の…
思い込みほど、恐ろしいモノは無い。
相手を過剰に思うあまり、自分の考えこそが正しいと思い込み、歪んだ感情が狂気を誘う。
理性を失い狂気に塗れる。
やがて、狂気は行動へと変わる…
ラストに近づくにつれ、心臓がバクバクすることでしょう…
読書の秋、この作品を読んで背筋を凍らすのも一驚かと思います。 - 大橋
ルナティック・ラブ
狂おしい程の愛。
他人から見ればそれは滑稽であり、グロテスクでもあり。
もはや歯止めが効かなくなってしまった男の愛は、これからどこへいくのでしょうか?
途中から入る、男と彼女の俗物めいた語りが、男の狂気を増幅させています。
いい意味で、後味が悪い作品でした。 - 彬(AKIRA)
偏愛の果てに…
何気なく、覚悟も無く読み始めました。
ページ数も多いので,幾度かに分けて読むつもりで…
とんでもない!
続きが気になって,一気読みでした。
残酷な描写より、自分の理想を相手に過剰に押し付ける
偏った愛情(執着)に吐き気を覚えました。
全体的に本当に良かったし,凄くドキドキして引き込まれました! - まつまつぼっくり
グロテスクよりも怖いラスト!
たんたんとした一人称でテンポ良く読めました。
普通の人なら理解できない行動も、狂気側から見ればごく普通な事なんですね(;・∀・)当たり前だけど
それにしてもこの作家さん、描写が巧みですね!
彼女、彼、私、の言葉遣い、心理、性格…全く異なるものが上手に書けてます。意識せずともすんなり感情移入します。
ラストに向け心臓がバクバクもんです。迫る狂気が恐ろしいのなんの(゚Д゚;)ヒエー
グロテスクなシーンよりラストの迫るとこが怖かったです。
終わり方も独特で好きです。 - 水樹ゆう
愛は狂気を誘う
男は、少女を愛していた。
それはただ見詰めるだけの偏愛。
穢れなき清廉な少女の存在は、男の世界の全てだったが、やがてその歪んだ愛情は、狂気へと変貌していく。
■ケータイ小説ならではのハイテンポな文章運びで、その狂気の世界へと誘ってくれます。
グロテスクさはありますが、読みやすい作品だと思います。
一人の男が織り成す狂気の世界――。
垣間見る勇気はありますか? - 蜜咲 アヤ
愛は時に殺戮を産む
ケガレをしらない天使のような彼女を見守る男の話。
見守るだけで良かったのに、彼はある日彼女を守らなくてはと決意する。
感情に従って良いように思い込み行動を起こす男の姿は、おぞましく背筋をゾクリとさせます。
グロテスクですがとても読みやすかったです。