彼の舌先/ぬこ
評価の分かれる作品一度読んでからまた、じっくり読み直しました自分を守るために、胎内に宿った命を殺した女と、他の命を殺しながら生きてきたと感じる男の出会いbetterhalf…欠落した互いの半身を見つけた二人が選ぶのは、相手と同化すること相手の中に取り込まれることこそが究極の愛(赦し)なのかもしれない官能の極致、至福の中、二人は一つになった難しい理屈は置いといて、感覚を読み取って楽しめた作品です最後のページ、二人の名前が対になってるのも面白い作者の、演出力が楽しめました