泣かなかった。泣けなかった。
「ぼくはいつか」
「貴方を喰い殺してしまうだろう」
変わらない声で、
変わらない物を、
永久的に不変な、
その想いを抱いて
その聲は、きっと聞えない。
201211~
著:椎葉 空月