作品コメント

憎しみと愛情
舞台は豊かな国ラウス王国。
その第一王子のダイリが王位継承をしブルーダイヤモンドと言う不思議な石を継承した事で始まる兄と弟との戦い。
継承者ではないが王となるべく兄と一緒に教育を受けてきた第二王子のセッカイ。
同じ事をしていただけにお互いがお互いの事を羨ましいく思いそして少しづつたまる憎しみ、嫉妬が、ブルーダイヤモンドの力によって上長されると言う人間の持つ欲が大胆に表されたお話でした。
憎しみの闇に捕われたセッカイを支えようと頑張るセイラに胸を打たれました。セイラの愛は最後の最後にようやく伝わったけれどそれでも変わらなかった、いや変われなかったセッカイの結末に悲しくなりました。
そしてダイリの憎しみを癒したナチ。ブルーダイヤモンドとオニキスに寄ってめぐり合った２人ですが、石の力ではなく本当の愛で結ばれた２人がとても素敵でした。

守護石の誘惑
羨望の地位、名声、権力、あらゆるものを生まれたときから　それらのものを手にいれている第一王子。

その王子の国には　知ってしまえば
誰もが手に入れたくなる　守護石が
あったのだ…
石を操るか？　それとも操られるか？

セッカイには　できたら守護石の反省の
気持ちを込めて生き返られてあがたかったですね★