「お前の誕生日、大事な話があるんだ」
アナタはいつも優しく照らしてくれる太陽。
「俺だって好きだよ。お前のこと」
アナタはその温かい心で包み込んでくれる空。
「俺は一生、お前を許さない」
お前は私の〝闇〟だ。
私の大事な〝大空〟を絶対、傷付けさせやしない。
「もう嘆くのはおしまい。これ以上は、私が許さない」
……誓ったんだ、アナタに。
「ヒメは俺にとって、全てを掛けて護りたい大事な人だ」
終わらせるから、全部。
だから、お願い。……ねぇ、起きて?
過去が今、動き出す――…
切なく、苦しい、幼なじみの初恋と約束の物語。
※この物語はフィクションです。
団体名など実在するものとは一切関係ありません。
未成年者の喫煙飲酒は禁止されています。
2012.08.20~09.26