あなたの隣りに寄り添える日まで

作者otapi


*ねぇ…もしもあの日あの時


あたし達が違う道を歩んでいて


出会うことが出来なかったらどうしてた?






*ん?俺らはどんな道を歩んでても


出会う運命やったと思うよ?






*本当にそう思う?


違う誰かを好きになってたかもしれんよ?






*いや?出会う運命やったって俺は思う!








遠回りをした。




すれ違い傷付き涙を流した。




あなたに愛されているのか…



あなたに必要とされているのか…



私の存在はあなたにとって特別なのか…





無口でシャイなあなたの気持ちを理解出来なくて




ただ…ただ…淋しくて…






私を傷つけ泣かせるあなた





私を苦しませ悲しませるあなた





だけど






私の不安を拭い去るのも



私の涙を止められるのも



私を笑顔にするのも




ぜーんぶあなただから。






あなただったから…