蒼月奇譚/讀月 彗
深いですねぇ……うーん、深い。しゃちの低俗な語彙力では、この物語を的確に言い表すのは難しいです(笑)とりあえず、この物語は……蒼い。いや、正確に言えば、薄暗い色……ですかね。まるで、この物語の舞台となっている水底の様に神秘的。そして、巧みで美しい詩的な文章が物語をより際立たせています。やはり、この方の文章は綺麗ですね。読み進んで行くうちに、それこそ文字で紡がれた海に引きずり込まれるかのような、不思議な魅力を持った作品だと感じました。