作品コメント
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- 初音
これぞファンタジー!!
短編小説でとても読みやすいものなので、一気に読んでしまうのが良いと思います。
不思議な命の物語。
私も運命を信じたいと思いました。 - 琳谷コウ
奥が深い!
最初に読んだときは、魚の話とか思ったのですが、全然そんなことが無くて、だんだん話に惹かれて行きました。
運命が交わって、未来にも続く。
素敵です!
あとがきに書かれていた、細胞分裂の過程で魚になったり、鳥になったりするということを、読んでいる最中には気が付けなかったですが、そうかもしれないと思いました。 - MoO
深い。
深く、重く、蒼い世界。
何者なのか分からない『僕』と、哀しげで一風変わった魚の『凪』。
何だろう。
何が始まるのだろう。
‥と、どんどん引き込まれていきました。
詩のような文章が、幻想的な世界をより強く印象付けます。
魚‥‥鳥、そして人間に。
母胎で進化を遂げる、生命の神秘。
輪廻の話は数多くあるけれど、この作品にはどこか説得力があり、抵抗無く受け入れる事が出来ました。
読み終えた後、もう一度読みたくなるような深い作品です。
ぜひ、読んでみて下さい! - Teller
目の前に描き出される蒼の世界
何よりも特筆すべきは、情景の美しさ・リアルさ。
活字がすなわち一枚の絵、一つの景色となる表現力は、考える努力をせずとも幻想風景を容易く頭の中に描いてくれます。
まるで水面に広がる波紋のようで、始まりの水滴一粒のようでもある物語。
何も無いようで何かが在る美麗世界に浸りたい方は、是非。 - 広中 雅理
蒼い水、黄色い月の幻想世界!
水の中で鎖に繋がれている若者、羽を持つ魚。
そして月が、とても幻想的で不思議な世界をつくり出しています。
文章もとても読みやすく、この不思議な世界に浸ることができました。
読むほどに引き込まれ、また読み返したくなります。
『蒼月奇談』というタイトルもぴったりだと思いました。 - しゃち
深いですねぇ……
うーん、深い。しゃちの低俗な語彙力では、この物語を的確に言い表すのは難しいです(笑)
とりあえず、この物語は……蒼い。いや、正確に言えば、薄暗い色……ですかね。まるで、この物語の舞台となっている水底の様に神秘的。
そして、巧みで美しい詩的な文章が物語をより際立たせています。やはり、この方の文章は綺麗ですね。
読み進んで行くうちに、それこそ文字で紡がれた海に引きずり込まれるかのような、不思議な魅力を持った作品だと感じました。