理輝
リタリン依存症
『リタリン依存症』について書かれたこの作品。
分かりやすい。
そして、多くの人に読んでほしい作品だと思いました。
疲れをスカッと吹っ飛ばし、前向きになれる薬。
こういう薬って、欲しい人は沢山いるはず。
受験勉強をもっとしたい。
ハードな仕事をこなしたい。
とりあえず前向きになりたい。
痩せたい……。
薬を欲する理由なんて、身近にいくらでもあります。
でも、どうか安易な気持ちで『医者が出す薬だから』『合法だから』と、飲まないでほしい。
いや、リタリンが必要な人も世の中にはいます。
しかしジャンキーと呼ばれる人達は、初めはみんな『合法』から薬の世界に入るんです。
その第一歩。
どうかこの小説を読んで踏みとどまってほしい。
そう思える作品でした。