お金を殖やす事の幸せとその価値
中高生が読むにはちょっと難しい小説かもしれない。

なぜなら、中学・高校で株のことなんか、ほとんど習わない。

だからあえて読むことをオススメします。


株の楽しさ、恐ろしさがとても分かり易く書いてあり、正直ケータイ小説でこんな事を勉強できるなんて想像もしませんでした。


株を買うのは、決して悪い事ではありません。

お金に余裕があって、何か社会に貢献したいと思うなら、株を買うのが一番手っ取り早いです。

ただ、そんな事を言ってられない程の魔力が株にはあり、射倖性（←ギャンブル用語）が高いです。

一度手をつけるとなかなか抜け出せない…。

そういったことを、この小説は教えてくれるのではないでしょうか。

ホント、凄いと思いました。

お金を殖やしても幸せを手に入れれない寂しさがヒシヒシと伝わってきます。


余談ですが、ライブドアについては私もちょっと痛い思いをしまして、ほんの少し前なのに当時が懐かしく感じました。