ひな

桜の香りに誘われて
まだ咲きそうにない桜の木の下。
心に傷を負った主人公の前に舞い降りたのは、真っ白な外套を羽織ったサクヤと名乗る男。
その不思議な男サクヤにゆっくりと癒されて行くのを感じて……。



とても綺麗な言葉で紡がれて行くストーリー。
浮かぶ情景もとても美しくため息が出そうなほど。

終わりはほんの少し余韻を残して静かに、それでいて爽やかに。

新たに一歩前に進める。
そんなお話です。