奴隷が助かる道など無いわけで。

作者そらに

奴隷の青年、ロイはある日高値で買われた。ロイを買ったのは何故だか国。そこでロイはアイリという姫君に出会う―…





―貴女は奴隷の気持ちなど分からなくていいんですよ―



「…でもアタシは…貴方のことがもっと知りたい…」



―身分違いです。奴隷の私と一国の姫の貴女では―