まさーき

初恋の思い出に、深く心惹かれていく。
各駅停車の電車に揺られていると、隣の男子中学生同士の会話が耳に入る。
他愛ない恋の話。

そして、ふと思い出す。
自分の初恋の人。
隠し続けた恋心のことを。


感傷に浸るさまに、読んでいて引き込まれました。

ラストに用意されたまさかのサプライズと、心憎いばかりの終わりかたにもニヤニヤさせられました。

上質なストーリーです。
心に残りました。