* 花 *

主人公を支え見守り続けた存在
この小説を読むのは2度目です。
私も現在愛犬がいますし、過去にも愛犬を天国へ見送りました。
1度目は、アンちゃんや犬達に注目して読みました。
二度目は主人公の夏樹さんに注目して読んでみました。
あまり多くは触れられてはいませんが、夏樹さんがおかれていた環境や孤独、不安、悲しみ、周りの人達への気づかいや遠慮が所々に散りばめられています。
そんな夏樹さんを支えたアンちゃんを含む犬達。
言葉が話せないけれど、しっかりと感じ取り、寄り添って励ましていたんだと思います。
改めて感動しました。

関西弁で書かれているので読んでいて、読みにくい場面はありましたが、それもこの小説の味だと思いました。
読んで良かったと思いました!!おすすめです!!