~妖艶あやかし夢奇譚~其の一<追慕>【オリジナルVer.完】

作者あね

「私のコト、好きにしていいんだよ…?」花街の片隅で生きる孤独な妖狐が出逢った、強く美しい男ーー闇の中で輝く瞳ーー妖しく艶かしく、そして悲しい和風ファンタジー !



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遠い遠い 遥か昔の記憶‥‥


だけど永遠に忘れられない想い



目を閉じてもマブタに浮かぶ


その顔 その瞳 包み込む腕



もぅ夢に出てきてくれるコトもなくなってしまったけれど


笑顔も 香りも 優しさも


忘れない ありありと思い出せる



この瞬間だけは


記憶が本能を呼び覚ます



例えようのない快楽が


カラダの奥底から湧き上がってきて



そのまま全身を駆け巡って


私は恍惚の感覚に溺れていく‥‥



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※多少のグロ表現あり。苦手な方はHomeのnovel(裏)に載せております改訂版をご覧ください