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切ない女は嫌だ。
手がかかる女も。
泣き虫なくせに、笑顔でいようとする女も。
あきれるくらい我が儘なくせに、とびきり可愛い女も。
憂いをおびた、ひたむきな瞳。
そんな女に出会ったら、俺は、ダメになる。
夕真と竹志の息子、梅晴の物語――
★このお話は単独でもお読み頂けます
ただし
「頬杖シリーズ」第5段ですので、先に
①「頬杖の時間」
②「頬杖の君」
③「たとえ、君が頬杖をついていても」
④「たとえ、君が頬杖をついていてもⅡ」
の順番でお読みいただくとよりストーリーがわかりやすいかと思います。
2012年6月13日完成しました!