レ・ミゼラブルとプリンセスが定めた貴婦人の涙という名の毒

作者who

 毒を飲むのではなく、雫を飲めばいい。

 雫は血となり、壁の汚れとなった。

 皿を飾るために、棚を用意した。

 火傷が熱いから、家を焼いた。

 空から見れば、イエはゼウスだった。

「やがて、去りゆく事件に、檻が焼けるでしょう」

 子供を堕ろせば、宿が足りるでしょう。

 絡みつく意見に、ヤニが壊れるでしょう。

「また、明日」