作品コメント
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- トキワ 倖
狂愛の形、その果て
ぞくり、とさせられた本編に衝撃的な続編が追加されました。
愛はときに残酷な姿に変わる…。
本編続編を通読すれば、その狂愛の形にぞくりとします。
けれど誰にとって“狂愛”なのか?
「僕」「兄」「彼女」それぞれの立場で、きっと変わってくるその形。
それは読み手次第でもあると思います。
作者様の魅力は、純愛・ラブコメ・大人LOVEと多岐に渡りますが、また新たな分野を開拓されたと思います。
情景描写、表現力はもちろんのこと、人物描写に長けた作者様ですので、読んで損はしません。
是非読んでいただきたい作品です! - 例えば
複雑だからこそ構成される愛
11Pほどの短編なのに、私はとても深
く入り込んで読んでしまいました。
彼女に振り向いてもらえないからこそ
愛が深くなってしまった彼が、とても
狂愛じみていて興味を惹かれました。
こういう作品の主人公に第一人称を
「僕」と使わせることで、狂愛もので
も乱暴さが和らぎ、さらにドロドロし
た何かが伝わってきて良いと思いま
す。
この後、彼女は誰を選ぶのでしょう
か?
とても興味が惹かれます。
他の作品の更新も頑張って下さい。
応援しております。 - 夢海
その後は…
異常、歪んだ、狂愛。
普通では理解しがたい事ですが、いつでも手に入る時には気づかずに、失って遠い存在になって初めて気づく。
手に入らないから欲しくなる、執着?依存?
誰にも止められず狂い続けるか、何かをきっかけに自身で気づくか、二手に別れると思います。
私は前者はわかりませんが、後者は実際に見て思いました。
本当にきっかけは単純な事ですが、ただ愛されたいだけだった。
でもこの主人公は、どっちなんでしょう?
彼女を手に入れたら冷めてしまうのか、そのまま愛し続けるのか。
その先も読んでみたくなる作品でした。 - 花笠 百合
キミがいて、僕がいる
最初、切ない話かと思えば後半はまさかのですね!
菜さんの作品はどれも文が綺麗で読みやすくてイメージがしやすいです。
そして、個人の感想ですが、あとがきを見てなんですけど。
...これは"異常愛"に入るんでしょうか?
と、思いました。
"僕のものにならない少し遠い存在の彼女が好き"。それも立派な恋、恋愛に入ると思いました。←あたしの考えです。気にしないで下さい。
違う短編集も是非読みたいです!これからも頑張って下さい。