美織
最後のページまで目が離せない!
カウンセラーの日比野と、両親が亡くなった多重人格の疑いのある優太。
突然の両親の死は、他殺なのか。それとも、自殺なのか。
次々と死んでいく関係者は他殺なのか、それとも自殺なのか。
そして、おそらく事件の何かを知っているだろう優太と香澄の実の父親である橘。
弁護士の理恵菜と優太のやり取りは、ほっこりと心温まりました。
文章のテンポも良く、すらすらと一気に読み進めていけます。
この内容を、100ページでまとめたのは凄いと思います。でも、もっと長くなっても面白かったかもしれません。
欲を言えば、優太が何故多重人格の疑いがあると思ったのかという日比野とのカウンセリングのやり取りとかも読んでみたかったなぁなんて。笑
意外な犯人にかなり驚きましたが、最後の最後のどんでん返しに更に衝撃を受けました。
これからの作品も、期待しています!