幼馴染のような存在の彼等に忘れられてしまい、
絶望していた紫花を救ってくれたのは一体誰?
新選組を愛する女の子と異端な女の子を嫌う武装組織の切なく甘い物語。

私は青咲 紫花(あおさき しか)、15歳。


何処にでもいそうな唯の女子高生です!



って言いたいんだけど……




実は私_青咲 紫花は



普通の女の子じゃないんです。





幼少期から『幽霊』が見える

俗にいう、霊感体質だったんです!






そして、

そんな私の隣にずぅっといたのは………




「トシ!しぃは女子(おなご)なのだから、

もう少し優しく教えてやれ!」


いつでも優しい、みんなのお父さん

近藤 勇、通称こーちゃん(シカ的あだ名)



「近藤さんは、しぃに甘すぎんだよ」


こーちゃんとは真逆な鬼の美男子

(でもホントのホントはとても優しいんだよ?)

土方 歳三、通称ひぃくん



「土方君は逆にスパルタすぎるんですよ」


几帳面で黒縁眼鏡がチャームポイント

破天荒なみんなのまとめ役

山南 敬助、通称けーくん




「しーぃ!そろそろ休憩して、

甘味でも一緒に食べよ?」


甘いものが大大大好き。

それで、色白で華奢な超が付くほどの美人さん

沖田 総司、通称そうちゃん



「総司ずるいっ!俺も食べるっ!」



やんちゃだけど、そんなとこも含めてカワイイ。

そう、小動物みたいな。

藤堂 平助、通称平助くん(ここは普通)




「ぎゃーぎゃーうるせぇよ、二人とも。

しぃか、俺も貰ってもいいか?」



そして最後に、クールで剣術の腕も凄く、

私の憧れの先輩的な存在。

斎藤 一、通称はっくん







__かの有名な

あの【新撰組】の幹部さんたちだったのです。