大陸の端にある小さな村。

その退屈な日常から始まる、物語。



「……っ! そうだ、これだわ!」

手にした一冊の本。


「はあ? そんなもん本当にあるわけないだろ」

疑惑の声。


「確かめに、行きましょうよ」

真実を求め。



彼らは旅に出た。



 ******



「僕だって、僕だって……、弱いけど諦めたくないんだ…っ!」


 ――涙――



「俺が歩む途は俺自身が決める」


 ――決意――



「オレが欲しがってる“強さ”ってなんなのかな……」


 ――迷い――



「不謹慎、なのでしょうか。……こんなことを願ってしまうのは」


 ――願い――



「ここには居られない。だって、あたしはみんなと行くって決めてるから!」


 ――笑顔――




 *****



異世界冒険ファンタジー

≪Indigo blue Fantasy☆≫



探し求めたその先に、彼らはどんな未来を見るのだろうか……