「ところで私、君が好きなんだけれど。」

「は?」



「青春いいよね」



「何そんなじじいみたいなこといってんの」



「なにいってんの、人間いつかは老いるよ」



「いまから嘆くなよお前。そんなん分かってんよ、俺だって。」



「ああ、そう。君コレが理解できるほど脳みそあったんだ。」



「あるわ。つか数学20点のお前にいわれたくないんだけれど。」



「君だって21点だろ?いっしょだよ。


ところで、




私、君が好きなんだが。」




「は?」