「僕の隣はシルヴィアのものだよ」「あらあら、レオン様。それでは誤解を招きますよ」鈍感な異端の人間メイド×吸血鬼伯爵のほのぼの?魔界ファンタジー。
「私の命は、レオン様のために
存在致しておりますので」
異端と謳われる人間メイドは、
灰色の髪を揺らし、微笑んだ。
「シルヴィアは僕の物だよ」
「勿論です。拾われたあの日から
存じていますよ、レオン様」
*主にこの小説では、目次や固有名詞等はフランス語、英語を使用しております。
*暴力、流血シーンなどがあります。ご注意ください。