葉月紗良は、親を亡くして知り合いの家に居候している。そこにはひとつ上の深山侑斗がいて、彼は学校では人気者で――。「誰か、助けて…」オレンジのボールが、見えた。
将来とか夢とか、
もう見えなくなっていた。
そんな私にキラキラな世界を見せてくれたのは、
君でした。
だから、
さよなら――。