偶然が幾つも重なりあって
必然に変わる
あの頃は
見極める事ができなかった
言葉の本質を。
あの頃は
信じる事ができなかった
他人の笑顔を。
あの頃は
疑う事しかできなかった
大切な人達を。
腐った世界
生きてる価値なんて
一つもなかった。
自分に価値が
あるのかもわからなかった。
でも信じたかった
腐った世界だとしても
それはほんの少しの
腐敗だと。
そして、本当の意味で
好きになりたかった。
価値のない私に
生きる資格をくれた
大切な人達を。
今、気付いた事が一つある
信じる事は難しいけれど
『信じた』先の未来はきっと
孤独じゃない温かい
世界があると思いたい
start end
2010年~2011
11/24~5/4