新選組副長土方歳三が作った鉄の結束
「局中法度」に縛られ、
幕末の京都で暴れ回り、
数々の逸話を残した「新選組」。
その中に愛刀
「加州金沢住長兵衛藤原清光」を携え、
池田屋事件(1864)で喀血をしながら
尚も闘った若き天才剣士沖田総司。
彼もまた人の子であり、新選組の
剣でしのぎを削る戦いの舞台だけが、
表立って華やかに語り継がれる中、
沖田総司の恋の秘話については
あまり知られていない。
労咳を患い自分の病弱を知ってか、
生涯女に手を出す事は無かったと言われる。
新選組きっての薄幸の美剣士沖田総司の
お雪との恋模様。
二人の恋の行方、
そしてそれを取り巻く
新選組隊士たちの活躍を描く。