山川さくら

思いは色々
故郷を逃げるように東京に出て来た伊吹は一度も田舎には帰っていない。

『元気でやっている』と近況を知らせる葉書を見るたび、故郷の嫌な思い出がよみがえる。

それなのに都会の息苦しさも感じる毎日。

恋人で同僚でもあるの拓也と故郷の北海道に出張に出掛けますが、そこで見たものは~

相手を思う優しい嘘に読んでいる読者である私は引き摺りこまれました。

優しい優しい心温まるお話です。

ぜひともご一読を~