レイハ
引き込まれました
読んでいて、時々苦しくなるほど、主人公たちの思いが伝わってきました。
それぞれの登場人物が、それぞれの苦しみを抱えていて、それがばらばらのものかと思っていたら、最後、見事にそれがひとつになっていくと言うのは、本当にすごい!!といった感じです。
辛く悲しいだけのお話ではなく、未来の希望に繋がっていくラストで、とても読後感も良かったです。
最近では『レイプ』という題材を軽く書いているものもあるようですが、この作品はずっしりと重みのあるものでした。
それだけに、作品自体に痛みのようなものが溢れていて、それがまた作品に厚みを持たせているように思いました。
これからも執筆頑張ってください。