「そう言えばさ…、六年前の2年3組の事覚えてる…?」
「覚えて…ないけど、何かあったっけ?」
「あれだよ。2年3組悲襲事件」
「何だっけ、覚えてないな」
「…マジで?本当に覚えてないの?」
「え?何々?何があったのっ?」
「覚えてないんならそれで良いと思う。うちはもう、思いだしたくないから…」
友達の理沙と部活の帰り道、ふと小学校の頃の話になった。
そこで理沙が話した、
“2年3組悲襲事件”。
覚えてない私は何があったか聞いても、詳しく話してくれない理沙に私は、
今の小学校2年3組へ真実を聞きに言った。
そこに待ち受けていたのは……?
――舞台は小学校!!
現2年3組で起こる不可解な事件に挑むべく茜は、
さて…どうなるのだろうか…?