君がくれる気持ちにまだ名前はなくて【完】

作者しいな。

大切なものも、失うものも、そんな煌めいたもの、私は持ってなかった。そんなもの欲しくなかった。なのに…なんで貴女は…。エリートお嬢様の苦い初恋物語。




周りからの期待に押しつぶされそうな





そんな窮屈で退屈でくだらない日々












手を差し伸べてくれる人?







そんなお人好し、周りにいなかった













みんな、華音は完璧だ







そんな風に、変に誤解している









大切なものも、失うものも




そんな煌いたもの、

私は何一つ持っていなかった






なのに…なのになんで貴女は…私の




私の、失いたくないものになっちゃたの?




貴女と居ると幸せも不幸になって





不幸も幸せになって…

それがなんだか遊ばれてるようで




でもなんで、かな…




私はまた、君がくれる気持ちモノに恋焦がれてる