ソラ

感服いたします
もう!うりちゃんが可愛すぎます!
うりちゃんの一挙一動がとにかくツボにはまりました。可愛スギです。

「夏休み」とはしゃいでいた頃を思い出すには随分と時間がかかる年齢になりました。だからこそでしょうか、うりちゃんが眠りから覚めて、見るもの全てに感動を覚え、喜びを噛み締め、陽の光を浴びて夏を謳歌する姿が余計に眩しく感じられました。

‘懐古帰心’と一言で言えばそうなんですが、その意味が本当に見に染みて分かる作品だと思います。子供達よりも大人が読んでハマる作品ではないでしょうか。

笑ってばかりだった前半部分とは裏腹に終盤は涙を流して読んでいました。うろちゃんが存在する意味や、隼人君が家族を欲する叫び声に心を強く打たれました。

「もっと長く一緒にいた気がする」と隼人君が感じた瞬間、私もハッとしたのです。私も隼人君と同じように感じたのですから。本当に気付けば、二人が送る夏休みを私も謳歌していたんですよね。

感服いたしましたです。