[序章]
あなたの事を書きたくて 仕方がない
あなたの事が愛しくて 仕方がない
あなたの事が忘れられなくて 仕方がない
雨が降り出すと予報した日
その日は梅雨が嘘なくらい 天気が良くて
あぁ 見送られる
青空へ 吸い込まれていく
透明になる
私も いつか
いつか いつか いつか……
また、 逢いましょう
その日までの ”さよなら”
*とある国のとある街の本当のお話*
*私達の知らない所では、
沢山の命が亡くなっている___
その中でも人の想いによって
助かった、命の行く先の物語*
*動物保護施設のお話*
2014年9月完結