私は、物心つく時から幼馴染のことが大好きで片思いをしてた。

幼馴染に思いをきちんと伝えていたけど。


でも、幼馴染は胸の小さい私なんて好みじゃない。

いつも、いつも私は女じゃない、と見下す発言をしながら、おっぱいの大きい美人な女の子を侍らせる。


それでも、私は幼馴染が大好きで側に居たくて。

……でも、幼馴染に邪魔と言われて、やっと現実を悟る。

ストーカーみたいにずっと幼馴染の周りをうろついてて、大好きな人を悲しませていた。


だから、忘れようと思って。

告白してきた優しい王子様のような子と付き合うことにした。


そして、始めてのデートで、幼馴染に鉢合わせして……。


いきなり、幼馴染は彼氏を殴り倒した。


「絶対に、絶対に奪い返してやる……!!」