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リアル感が凄い次の巻まで読んでから書いているのですが、読んでいてひしひしと感じるのはリアル感です。表と裏の辺境をさ迷う少年もとい少女。ここ数年iらんどの作品を読んでおりませんので判断しかねますが、私にとってこの設定から新しいものでした。他の作品では闇に生きる人達が見向きもしないような存在をベースとなっております。だからと言って内容が浅いことは決してなく、一人一人の人物像から設定まで、とてもしっかりしています。綺麗事など、一切なしの世界観。飾らない人間の姿は見ていて清々しいところがあります。リアリティを求めたい、しかしイケメンを読みたいという方におすすめです。